2/24/2013

グレーみ の ホワイト



週末に県北の伊豆沼のサンクチュアリーに出かけました。
 目当ては「白鳥」。

大きな翼をひろげて飛び立つ様を、この目で捉えてみたいと思ったのです。

ちょっと立ち寄ったぐらいでは、そのような光景に出会う望みはうすいだろうと
承知してはいても、白鳥の雄大に飛び立つ瞬間を見てみたいと思う気持ちは
捨てがたく。。。 

まず気持ちよさそうにゆっくり泳ぎ回るマガモや白鳥を観察。
幼鳥ほどグレーの色が濃く、成長とともに白の羽となる羽の色を
あの子は?この子は何歳くらいなのかしら?、と想像しながら観察。
童話「みにくいアヒルの子」などで揶揄されるけれど、
幼い白鳥の羽はその微妙なグレーの変化が又美しいと思う。



 















「あっ!!!」
一瞬白鳥が水面を滑り下りる。

 
 













観察の目は、つい「色」に焦点がいっていまい、その造形全体までは捉える事ができず、
このラッキーな一瞬をなんとか画像に納めながら、、、
さて羽の色、真白?

大きな翼の白が「真白」と私たちに印象づくに違いないとは思うけれど
実際は「白い鳥」白鳥のイメージを壊すわけでは無いけれど、私の目にはグレーみのホワイト
として映りました。勿論、ただ真っ白であるよりも美しいと思いますが(笑)。

次はどんなホワイトを見つけてこられるかしら。 
お楽しみに。

2/16/2013

「スノーホワイト」

 新しいブログの出発を、冬のモノトーンからスタート出来るのは大幸運!


何故なら1年に1回しか訪れて来ない白の世界からお話しできるからです。
 
 かねてから一度鑑賞に訪れたいと願っていた「蔵王の樹氷」、会いに行ってきました。




 














 

 
今年は雪の多い年で、何度か雪に悩まされ、朝早くから雪かきに汗を流し、
雪の美しさを感じるより、雪を邪魔もの扱いにして身を震わせていました
 
でもこうして雪を愛でるとはなんと素晴らしことでしょう。
わざわざ「スノーホワイト」という呼び名が生まれたのも納得です。
ただの「白い雪」では伝わらないピュアでまっさらな白色「スノーホワイト」は 
太陽の光によって、その色を、雪の色の美しさを、さらに際立たせます。
 
残念なことに訪れた日は、猛吹雪。
 雪と風と木々が造り出すの自然の彫刻「樹氷」の形を吹雪の中に感じるだけで、
 はっきりと樹氷の造形美を目に焼き付けることができませんでした。
 
でも「スノーホワイト」を感じることが出来た素晴らしい体験となりました。