色の噺
岩本知莎土の色彩ブログ
5/26/2013
萌木色
桜の花が終わりを告げると木々の芽が春の本番を告げます。
鶸色(ひわいろ)から鶸萌黄(ひわもえぎ)若菜色と続きそして萌木色となると、
誰もがむせるような緑の若葉に自然の移ろいを感じます。
山里では鶯に代わり、カッコウが鳴きはじめ、早苗が風に揺れ、
田圃は緑のじゅうたんと化します。
今年の仲春は満開の桜に舞い落ちる牡丹雪の情景に、感激。
生を受けて初めての体験でした。
その上なんと晩春5月、山形の銀山温泉に出かけた道中、
眩しいくらいの萌木色と残雪のコラボにもお初にお目にかかり、
車を止めてシャッターを。
今度は萌木色と残雪に加えて、雄々しい雪解け水の滝に感動。
コラボの効果がそれぞれをさらに際立たせた、自然が織りなす東北春のひとこまでした。
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